- 投稿 2017/06/07
- 興行収入
■前売り券入手方法
■劇場前売券
劇場で販売。東宝系、東映系、松竹系など買ったのと同じ系列の劇場でしか使えません。
■全国共通券
コンビニやチケットぴあなどで販売。全国の劇場で使えます。
使った日に興行収入に計上。前売り券が使用されずに公開終了となった場合は、上映が完全に終了したあとに加算されます。
未使用前売り券分を含めた最終的な興行収入は年末に映連から発表されます。
金券ショップで安く売ってるアレは、おそらく企業がおつきあいで押し付けられたものがさばけず出回ってると言われています。
■興行収入に最も貢献する映画の観方
映画がヒットしたかどうか判断される基準は動員数、もっと言えば興行収入です。
応援するタレントや俳優が出演する映画を盛り上げようと、同じ映画を何度も観に行く人もいるようですが、せっかくなら効率の良い方法を採りたいものです。
結論から言うと、
公開初週の土日に当日券で観に行く
これがその作品を盛り上げる最善です。
■大事なのは公開初週の動員数・興行収入
一般的に初動の約7倍が最終的な興行収入になる(※)と言われているため、初週の成績はその作品がヒットしたかどうかの大きな判断材料となり、翌月曜日には注目作品ほど大きく報道されます。
したがって、最も貢献するのは公開初週に観に行くこととなります。
ちなみに、映画というのは公開開始日は決まっていますが終了日は決まっていません。
映画館は限られた施設で最大の利益を上げるため、稼げない映画はスクリーン数を少なくさっさと終了し、その分のスクリーンを稼げる映画に割り当て収益を上げていきます。
公開当初のスクリーン数はある程度政治力がモノを言うと思いますが、その後は動員状況を見ながら臨機応変にスクリーン数や上映期間を調整します。
「来週映画を観に行こう」と上映スケジュールを調べてもなかなかわからないのは、週末の動向を調べてから上映スクリーン数を決めるためです。
※あくまで一般例です。
『君の名は』のように初週3日間12.8 億で最終的に240億を突破したものもあれば、EXILE一族の『HiGH&LOW THE MOVIE』のように初動は約4.8億で最終的に21億だったケースもあります。
■興行収入に最も貢献するチケットは。
興行収入はそのままチケットの売上金額です。
つまり、ふつうに考えたら一番損な方法で観るのが興行収入に貢献することになります。
当日券は1800円、前売り券は1400円前後(3Dはまた別)。
その他、映画館により多少上下すると思いますが、レディース・メンズデイ、毎月1日は1100円、レイトショーは1200円から1300円と金額が変わります。
当日券が一番高いので、売上に貢献を意識するなら当日券が良いのでしょう。
ちなみに、招待券や優待券、ポイント券といった類は動員数・興行収入ともに反映されません。
■動員数と興行収入の確認方法
基準となるのは興行通信社が発表する動員数で、数字はこちらで確認できます。
今週の映画ランキング – CINEMAランキング通信
動員数に加えて興行収入はこちらから確認できます。
映画週末興行成績 – シネマトゥデイ
ちなみにネットでも座席予約状況が確認できるところもあり、それを見ればだいたいの予測ができたりします。